(1)事業承継される経営者の役割
中小企業では、経営者のトップダウンで意思決定をおこなうケースが多いため、新たに経営を引き継がれる経営者の方には、自社の人事労務管理について、
『引き継ぐべきものと、変えるべきもの』の見極めが求められます。
『社会保険労務士法人つむぎ』では、経営者に寄り添いつつ、課題を解決するためのサービスを用意しています。
(2)経営者のカラーを反映
人事労務管理のなかでも、日々の業務運用(給与計算、社会保険、勤怠管理、社内申請、採用等)は、間違いや不効率が従業員の負担・不信につながり、経営を阻害する要因になります。
業務運用を確実かつ効率的に進めるために、経営の目線で会社全体にとっての最適化を目指し、システムや運用について見直しを継続できることが求められます。
また、就業規則や社内規程は、従業員に対する経営者の姿勢が写されます。新たに経営を引き継がれる際には、その内容がこれから目指していく「働き方」を映しているか?を確認いただき、必要があれば目指す働き方を従業員に伝えられるよう、見直しを行っていく必要があります。
(3)社外専門家の活用
これらの検討や見直しを社内から起こすことが難しい場合は、社外の専門家を経営者のアドバイザーとして、また、実務担当者をフォローする専門家として自社の人事労務管理に深く関与させることで、事業承継時の人事労務管理の見直しを確実に進めて行くことが期待できます。
人事労務管理は重要な経営管理の機能です。中小企業だからこそ、より従業員が力を発揮できる環境を用意することは不可欠です。
社内から業務運用に変化を起こし対応していく事が難しい場合は、経営者が目指す人事労務管理の視点を理解しながら業務を運用できる専門家に業務運用を委託するなどして、見直しを進める事も検討できます。
●事業承継時の人事労務管理体制の構築
人事労務管理の領域は幅が広く、専門性が問われる箇所もあるため、事業を承継した経営者が見直しに着手することが難しいケースがあります。また、社歴の長い従業員がいる場合は、人事労務管理の見直しを進めるうえで障害となるケースもあります。
このため、
経営者と社内担当者を繋ぐ位置付けとして、外部専門家を活用する体制構築
をご検討いただき、事業承継時の課題を解決していく事が有効になります。
特に、採用、給与計算、規程作成といった業務は、経営者の意向を色濃く反映されますので、事業承継後にこの業務が円滑に進んでいない場合は対策の検討は急務となります。
『社会保険労務士法人つむぎ』では、 お客様の社内に参画し課題対応を行うことを得意としています。課題の整理から対応まで、お困りの際は、先ずは弊社までお声がけくださいませ。
●ITツールを活用したシステム化、DX推進
新たな経営を始めるにあたり、人事労務の業務運用について見直しが必要となる場合がございます。
事業承継は社内の業務運用を見直す好機でもあります。
中小企業でも、人事労務の業務運用にはITツール等のシステム活用が不可欠になっています。人事労務の業務運用について見直しを行う際は、
「ITツールを活用したシステム化」「DX推進」も進め、効率化、生産性向上につなげていく事が重要になります。
『社会保険労務士法人つむぎ』では、人事労務に関する法令、業務運用のサービスとあわせて、お客様のITツール導入、DX推進もサポートしています。また、静岡DXサポート協同組合にも参加しており、人事労務以外のシステム等対応につきましては、他の専門家を交えたご提案も可能な体制を構築しています。
事業承継にともなう業務運用の見直し、ITツールの活用は、法令・実務・システムに精通した『社会保険労務士法人つむぎ』までお声がけください。
事業承継により人事労務の見直しをご検討の際は、私どもにお声がけ下さい。
経営者のアドバイザーとして、実務をサポートする専門家として、お客様にあわせたサービス提供を目指す私どもが、事業承継時の課題解決に向けた提案からサービス提供までに対応させて頂きます。
● 加盟団体
我々は、社会保険労務士会連合会、静岡県社会保険労務士会、静岡SR経営労務センター(労働保険事務組合)以外に、次の団体にも加盟しています。